弁護士への相談にはいくらかかるのか

私たちは生きている以上、法律と無関係ではいられません。自分が望んでいなくても問題に巻き込まれ、裁判などへ発展する可能性もあるのです。そういった時にどう対応していいか迷う場合、強い味方となってくれるのが弁護士です。

しかし、弁護士に相談をしようとした時に気になるのかが費用の点という方が多いでしょう。どれくらいかかるのかという事をチェックしてみましょう。

場合によっては相談が無料のことも

最近、テレビやラジオのコマーシャルで、相談が無料という事を良く耳にするという方も多いのではないでしょうか。特に、過払い金の返還請求などのケースで多いですが、最初に相談するという段階では費用が掛からないという事も多いものです。

過払い金などは実際に発生するのかどうかわからないという事も多いでしょうから、とりあえず費用が掛からずに相談できるというのはありがたい面もあります。条件が合うのであればこうしたところを利用するのも一つの手段と言えるでしょう。

しかし、相談の結果実際に手続きを進めるということになった場合、その後そのまま依頼することがほとんどとなりますので、依頼後の費用などもきちんと確認しておくようにするとよいでしょう。相談が無料になるのは、こうした依頼につながるからという理由があるからなのです。

ホームページなどで手続きに入ってからの費用などが明確に記載されているところなら安心できます。また、相談中に依頼するということになった際には、どのような費用がかかるのかということについてきちんと確認しておくようにしましょう。

納得いかないようであれば、すぐに依頼するのではなく納得がいくまで保留するといったことも必要になります。相談時の費用だけではなくその後の費用についても頭に入れておくようにしたいものです。

自治体の法律相談を活用しよう

弁護士に相談してみたいけれど、事務所に直接アクセスするのは不安だという方にお勧めなのが、各自治体などで開催されている法律相談の機会です。市役所や公民館といった身近なところで行われることも多いので、不安を感じにくくなりますし、近くに弁護士事務所がないという方でも利用しやすくなります。

法律問題は放置しておくとより問題が大きくなってしまうという事もありますから、早めに相談をして方向性を決めていくことが必要になります。そこで自治体の法律相談会などの機会を利用すれば、気軽に相談をすることが出来て、早めに対応をすることが出来るようになってきます。

本格的に裁判などをする場合にはそのまま依頼をすることもありますし、しばらく必要が無ければ相談だけで終了するという事もあります。費用は自治体などによって異なります。無料の場合もありますし、有料ということになっている場合もあります。

その場合でも低額であることが多いので、安心して利用することが出来るでしょう。ただし、こうした相談会は、開催される日程が限られることもあるので急ぎの相談には向かないということがあります。ある程度余裕を持っておくのがおすすめです。

また、一日当たり対応できる件数が限られるので予約が必要であることも多いですから注意しましょう。

弁護士会などで相談を受け付けていることも

弁護士に相談をするといっても、知っている弁護士がいないしどこに行ったらよいかわからないという場合も多いでしょう。そういった場合の相談先として、弁護士会などが行っている法律相談を利用してみるという方法があります。

大抵30分5,000円程度の料金設定となっていますから、いくらかかるかという事を相談時点で悩まずに済むでしょう。

自治体の相談会より頻繁に開かれているので、予約なども入れやすくなります。そのため、少し急ぎたいというときにもおすすめと言えます。ただし、大抵予約が必要となりますので、まずは最寄りの弁護士会に連絡してみましょう。

混みあっている時など場合によってはすぐに予約が入れられないという事もあるので、急ぎの相談の場合には出来るだけ早く連絡する必要があります。その際にどのような相談なのかという事を聞かれることがありますから、簡単に答えらえるようにしておくとよいです。

緊急の場合にはそのことも伝えておくとよいでしょう。

質の良い相談のためには費用がかかることも

弁護士は法律のプロとして相談に向き合ってくれますが、無料の相談会などで時間が限られている中では弁護士としても対応しきれない部分はあります。法律関係が複雑であればあるほどきちんとした回答をするためには時間がかかることになります。

そうすると短時間の相談会の機会だけでは対応できなくなるという事もあるのです。ある程度時間が必要になることもあるのです。導入部分として、こうした無料や低額の相談会を利用するという事は意味がありますが、やはり本格的に相談をしようという場合には少し多めに法律相談の費用が掛かるという事を意識しておく必要があります。

始めに費用を減らそうとしたために、手続きのスタートが遅れたり、問題を把握できなくなったりということがないように注意をしていきましょう。

相談費用を少なくするために

実際に手続きに入った場合にも多くの費用が掛かることになりますが、その前の相談についても費用が発生するので、負担が大きく感じるという方も多いのではないでしょうか。有料での相談にためらいを感じてしまう方もいるものです。

できるだけ料金を少なくするために、効率的に相談がすすめられるような準備をしていくようにしたいものです。弁護士による相談は時間によって料金が増えていくことになりますから、短時間の相談で済ませることが出来るなら安く済ませることが出来るようになるのです。

相談に関係しそうな書類についてはまとめて持っていくのがおすすめです。そうすることで、そろっていない書類を持って後日また相談するという手間と費用が削減できます。また、相続の場合などは親族関係などが確認できると相談がスムーズなのでその点についてもまとめておくようにするとよいです。

さらに、質問したいことなどについてはその場で考えようとするとなかなか浮かんでこなくて時間だけが過ぎて行ってしまいますから、前もって質問事項などもまとめておくようにするとあわてずに、必要なことを漏らさずに聞くことが出来るようになります。

このような準備をしっかりと行った上で時間を有効に使って相談費用の負担を少しでも減らしていくようにしましょう。